夕日見便りmickey

Life is Amazing!素晴らしき今ここ

イスタンブール2

㊴ 怒涛のイスタンブールで過ごしていると、人が生きると云う事を、その凄さを思い知らされます。ブルー・モスク、アヤ・ソフィア トプカピ宮殿 ハレム 博物館、バザール等巡ると当然そこで暮らした昔の人々、今も祈り続ける人々、夥しい数の収蔵品を集めた裕福な一族、そして商売に熱心な市井の大勢の人々、ここには何と多くの人間の営みが在るのでしょう!何処に行くのか、何をするのか、移動する人の波、チャイを飲み喋りまくり、道をひとり歩いてもスマホで喋っている人々。人はこうして生きている訳です。



f:id:mickeymichiko:20220706143314j:image



その中に路地で喜捨を求める人がいて、又大きな袋の付いたリヤカーみたいな物を引く人達がいて〜観察するとダンボール紙とプラスチックをゴミ箱やそこらから集めています。それを売って生活しているらしいのですが、中に少年や子連れの女性もいますから、その生きようとする姿にはどうも頭が下がります。又ある朝窓の外で酔っ払った(薬?)若者が裸で騒いで車の前に飛び出したりして大変です。1時間ほどして警官になだめられて収まりましたが、外国人でした。彼もまた生きていかねばなりません。
f:id:mickeymichiko:20220706140806j:image
f:id:mickeymichiko:20220706140949j:image

f:id:mickeymichiko:20220706141707j:image




モスリムの女性は暑いだろうにスカーフをきっちり巻き長袖長スカート(私は絶対出来ない!)昼にアザーンが鳴り響き商売の人は道路にゴザを敷いてお祈りです。メッカの方向にオデコ地面に付けて祈ります。その脇で信者でない人は普通に仕事をし、お客はご飯を食べてビールです(私達)車がビュンビュン通っても道を渡る人、青信号まで待つ人、よく事故が起きないと感心します。親切なトルコ人はいつもバス等で私に席を譲ってくれます。ここは自由な国なので〜す。本当に自由で〜す。では私は自由にどう生きる?〜品性良く生きたいなあ〜と青いボスボラス海峡を見ながら、船の甲板で風に吹かれて、ぼんやりと思いました。
f:id:mickeymichiko:20220706141136j:image