夕日見便りmickey

Life is Amazing!素晴らしき今ここ

帰国PCR解除

〈54〉 旅も残すは20日余りとなりました。最後の心配は、いつまでもPCRを要求して、陽性なら帰って来るなと言う鬼親のような母国日本への帰国です。もし陽性なら手をつくしても陰性になるまで1W位は逗まる事になります。滞在費−ホテルに食事、検査代やら陰性にならなかった時の為の大使館レターの医者代金、そして新たな飛行機代金が必要です。しかも高額なドバイですから考えてもゾッとします。私は9月までにはきっと規制解除されると楽観していたのです。
そしておととい8月25日、
🎇解除されましたあ!🎇
 ヤッター!良かったです!本当にホッとしました!
コロナ禍の4月1日に出発から一度もPCRを受けていません。私達が入国する直前に、どの国もコロナ規制が次々と全解除になっていったからです。とてもラッキーでした。マスクもウィーン以来使っていません。最後の砦が何故か帰国でした。それが同じように今回解除になって、本当に有り難いです。こちらでは咳の人も全く見ていないし、コロナの影は何処にも見えません。勿論マスクも無しで皆バスにもギュウギュウ詰めで乗っています。日本は今だコロナ禍とは残念です。あんなに一生懸命マスクしていたのにちっとも防げなかったのですからもうマスクは止める方が良いと思います。マスクの弊害の方が大きいでしょう。そして早く2類にして必要な人がワクチンを打つ等で良いのではないかと思いますがねえ〜
さあ、あと少しになった旅を、元気に遊び元気に帰国したいと思います!
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バラ色の街

〈53〉アルメニアエレバンに引っ越しました。2週間だけ。家の隣はアルメニア正教会です。近くには素晴らしいマーケットがあって、なんと街は薔薇色です!どの建物の壁もローズピンクの濃淡の石で造られていて凄く美しいのです。
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そして我が家は、広すぎです!ロビーとキッチンの他に3室あります。ビールを取りたい相方曰く、「冷蔵庫までが遠いよお」私は玄関ロビーをどちらに行くべきか毎回迷っています。どこの建物の通路にも絵が描かれていて楽しいのですが我が家のはこれです。
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エレバンに着く直前に爆破予告もあって、実際、市場隣の花火工場で爆発がありました。アルメニアはトルコとアゼルバイジャンとまだ折り合いが着いていないのです。長い歴史で何時も他国支配が続いてソ連崩壊で独立したアルメニア人は、国内よりディアスポラという海外住在の人口の方が何倍も多いそうです。人は愛情深く親切と聞いています。「カスケード」は独立記念の大建築物ですが工事費用は米在中の大富豪ディアスポラが出したそうです。リパブリック広場も大勢の人で賑わっています。ローズシティはお洒落で洗練されています。スタイル抜群の綺麗な女性が行き交っています。噴水ショーは毎夜1時間以上行われていて私はタップリ楽しみました。アルメニア結構好きです!ご飯も美味しいし、暑いので毎日食べるスイカも美味し〜い💮

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日本の味

〈52〉近くにイタリア人のレストランがあってかなり本格的で良さそうと前から行こうと思っていて、やっと今日行けました。ゴルゴンゾーラのニョッキとプリマベッラと言う名のピザ、それに目の前で打っているパスタも頼みました。ナント!一口食べたら〰生き返りました!やっと正しい食べ物を食べた喜び!! えー今まで死んでた訳ではないけれどお〜不思議な細胞の喜び〜ナンダロウ?陽ちゃんもいつになく喜んで目をキラキラさせてパクついているではありませんか!この旅で初めて美味しいとのたまっています。我々にとってイタリアンは馴染みなのだねえ。今までの料理も美味しかったけど何かうすい違和感は常に感じてはいました。そりゃ異国だものねえ〜とOKしていました。そこへマスターらしきイタリアーノがやって来て挨拶するので、とても美味しいわと言うと日本語が返ってきます。あんまり上手なので尋ねると長く日本に居て奥さんも日本人だったとか今は離婚して新しいジョージア人の奥さんがいるなどおしゃべりをしていきました。それで気付いたのです!材料も良く、トマトソースも凄く美味しい丁寧な味、イタリアで食べたイタリアンよりもここのが美味しい訳!ここは日本のイタリアンだったのです!! だからこんなにもフィットしたのですよ!不思議な体験でした。身体の細胞は味を覚えていてちゃんと反応していました。凄いです!ほら盛り付けも量も日本風でしょ、値段もでした。食べすぎたけれど身体は久しぶりに落ち着いていました!貴重な体験でした。

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トビリシ散歩

〈51〉相方の日課はバスに乗って路線の探求と街の探索です。私は徒歩で近所の散歩と探索が気に入っています。ですから最近は各自一人で出かけます。ジョージアは凄く安全で人は穏やかなので一人でも安全です。そうジョージア人はとても優しいことが今では良く分かりました。近所は住宅地で表道りは

とても綺麗でオシャレなブティックやカフェの並ぶ並木も美しい通りで、プードル等のオシャレ犬を連れて歩く綺麗な人が多く見ているだけで私も優雅な気分です。つまりここは高級住宅地だったのです。私は朝からこの辺りを歩くのが大好きです。西ヨーロッパを思い起こす雰囲気とゆったり感がとても心地よいのです。昔青山の外苑辺りを散歩するのが好きでしたがそれを思い出します。
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さて近所に広い墓地があって歩き回っていると歌が聞こえます。墓地の真ん中に教会がありました。火曜日の11時ですが人が集まってミサが行なわれていました。私はベールもスカート無く入れませんから離れてお祈りの歌を聴いていました。なん美しいハーモニー、もうズーッっと聴いていたい〜と言う訳で、日曜日に再訪して、そっと動画を撮らせて貰いました。教会内は撮影禁止で信者で一杯にです。外にも信者の方がいますからそっとね。少し長いけど是非聴いて欲しい美しいジョージア正教のポリフォニーです。勿論、中で生で歌っています。10時から12時頃に一人づつワインを匙で神父さんから飲ませてもらっていました。皆さん沢山あるイコン画にキスしたりロウソクを灯したりとても熱心です。邪魔をせぬようにその場を離れました。長い美しい動画がup出来ず残念。いろんな所にあるグラフィック・アートの一つです

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天国に一番近い教会


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㊿ トビリシから乗り合いタクシーで3時間、ここは標高1750mのスパテンツミンダ村、窓からは雪を頂いた名峰カズベキ山(5047m)と天国に一番近い教会と言われるゲルゲティ三位一体教会(2170m)が見えます。14世紀に建てられた石の教会で、鐘塔が本堂と分かれて建っています。他国に攻められたとき大切な宝をここに保管して守ったそうです。当時は車道は無かったから敵もここまでは来なかったそうです。辺りは緑の絨毯が広がるスイスみたいなハイジの世界です。そして小さな町はぐるりと高い山に囲まれていてどちらを向いても絶景です。
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野生馬、牛、犬、ロバ(みんなノラ?)がいて道路は様々な落とし物で歩行注意です(笑)そして涼しいと言うか寒い山の空気です。着いた翌朝このゲルゲティ教会に徒歩で登りました。標高差400mをほぼ直登、かなりハードな山行でした。久しぶりの登山でしたが、好天に恵まれ、景色が素晴らしく、高山植物のお花畑が美しくかなりの急登を5歩、歩いては立ち止まると言う超スローペースでどうにか登り切りました。コースも示されておらず、目指す教会は登れども登れども見えず、鐘の音が近くで聞こえた時はホッとしました。しかしどうか隣の山でありませんようにと祈る思いでした。教会の姿が見え、尾根伝いに繋がっていると分かった時は嬉しさ炸裂!そして丁度ミサも行われていてスカーフとスカートを付けて参列させて頂きました。(実は今は車道路もあるので信者が結構来ていました)山原で持参したお弁当を食べて帰りは車道を降りました。町の端のレストランで感謝の乾杯をした頃は、もうカズベキ山はすっかり雲に覆われて見えません。ミッション完了後、雷が鳴り雨も落ちて来ましたから幸運に感謝しきり!今日も素晴らしい日と成りました!
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ジョージア正教


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㊾ 「ツミンダ・サメバ」は新しい大聖堂で、日曜日のミサは大勢の信者と観光客で混んでいました。絵画も沢山有るのですがちょっと変わっていて面白いです。立派な衣装の僧達が色々儀式を行い続けもう2時間も続いています。信者も増えて膝まずいて祈ったりしています。ずっとコーラスが流れていて高い堂の上の方で歌っているようですが姿は見えずただ指揮者の後ろ姿が見えます。高音も聴こえますが男性だけかもしれません。独特のジョージア正教です。祈祷文はふしを付けて歌われ、それにハモって他の僧が別の祈祷文を唱えます。3人で掛け合いのようになったり重なったり気持ちよく高い天井に響き渡りますが、今日はコーラスが掛け合いになって途切れなく歌い続けています。ジョージアポリフォニーは世界無形文化財でこれが聴きたくてミサに来たのです。
それからジョージアンダンスも楽しみにしていたのですが今だ観ることが出来ていません。夏は公演も休み?とかで−−ジョージアの民族衣装は格好良く、男は戦士で剣と銃弾付きです。今日のミサでもその衣装の男女が立っていました。大きな写本のケースの下で衣装を着たかわいい少年が写真を撮らせてくれました。
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そう言えば、一昨日の事ですが子供が玩具のピストルで遊んでいたら大人が本物を出して撃ってみせたり!おおらかで大雑把でしょう!驚くよね
色んな顔のジョージアですが案外好きです!

ジョージア個人的印象

㊽ トビリシに来て2週間が経ちました。この国は今までの何処とも違う印象です。何がと言われても明確に一言で言えないのですが--交通やバスのシステムはトルコと同じ、人は愛想は良くないけど割合に親切、大雑把でおおらか、細かいことには拘らない印象です。男は戦士で、女も決して負けない強さを感じます。優しく柔らかいだけの女性では生き残れなかったに違いありません。


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街は綺麗な所と古くゴタゴタしていると所がありその間に旧ソ連時代のごっつい建物が混ざっています。同じ辛さを知っているジョージアではウクライナの国旗があちこちで提示されています。
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街のそこら中には不思議なオブジェがいっぱい有り、又落書きアートは有市民権で地下通路はさながら展示場で力作揃いです。ジョージア人の旺盛な遊び心を感じます。犬はそこらでぶっ倒れて寝ています。街のすぐそばに滝があったり山があり湖があったりします。トヨタプリウスが沢山走っています。車の運転は荒くバスでも前方を見ているとドキドキします。レストランの料理はなかなか出てきませんがそれは普通です。20〜30分は待ちますよ。夜の街を歩きましたが昼より賑わっていて子供も10時だというのに普通に親と遊んでいます。ライトアップしたクラ川の景色は綺麗です!

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