夜汽車に乗って
㊲ 寝台列車の旅は何か嬉しいものです。窓には星と月、もうトルコの列車でした。冷蔵庫にジュースとお菓子、持参したワインと夕食、カタンコトンと走り出して乾杯!
深夜に2度イミグレで起こされて、入国審査は荷物を持って降りなければならず大ごとだったが、私は半分眠っていた様に思います。
そして、到着してから宿までの間どれほど多くの人に助けられた事でしょう!階段で重いスーツケースをサッと運んでくれる人、カードのチャージしてくれる警官、乗る電車に迷っていると手招きしてくれる人−−助けを求める前にどんどん助けてくれます!ブルガリア人の親切なのだが表情険しい人々から、突然に明るいトルコ人の笑顔でホッとします。しかもめっちゃ優しい!
借りた部屋のオーナー、ハティシュも明るい屈託のない婦人で、娘の写真を見せてくれたりで、いきなりの世間話状態、隣のCafeの青年やおじさんも一緒になって盛り上がり、一人は陽ちゃんにディスコに行こうとしきりに誘います。地元民になった気分ですが、実は英語は誰も話せません。ごく簡単な英単語と身ぶり手ぶり、あとは全てトルコ語ですから笑っちゃう会話です。しかし肝心のところはちゃんと通じますからスゴイです。ここで10日を過ごします。お部屋もちょっとトルコ風です。